恋の胸騒ぎ

闇を覗け──入手困難な宝塚チケットと“不透明なお花代”の慣行

「宝塚のチケット取れた！」
──そんな言葉を聞いた時、羨ましいと思うか？ それとも、「どうせファンクラブでしょ…」って思うか？

最近、宝塚歌劇団の“チケット事情”を調べてたんだけど──正直、驚いたが皆様はいかがお過ごしですか？

宝塚チケットは基本！

公式先行でも買えない

一般販売なんて夢物語

結局「ファン会ルート」に頼るしかない

…ここまではまあ分かる。でも、その先にある慣行が──あまりにも“グレー”だったわけだな。

「チケットを取る」＝「お花代を払う」世界

宝塚には“私設ファンクラブ”（ファン会）ってのがある。それぞれのスター（＝劇団員）を個人的に応援する非公式団体だな。で、このファン会が、団体枠でチケットを大量に取って、会員に“分配”してる。

問題はここからだ。

💴 分配時、「お花代」「サポート代」と呼ばれる金銭が発生する。
💴 形式上は“任意”だけど、払わないと良席は回ってこないという“暗黙の圧”がある。

──これ、実質的に“チケットの上乗せ販売”じゃねぇのか？

法律の観点からも、チケット不正転売禁止法に引っかかる可能性はある。興行主の同意なく、定価を超える金額で譲ることは禁止されているからな。

「応援」なのか、「慣習」なのか

ファンたちはこう言う。

「これは寄付みたいなもので、スターへの差し入れ代に使われるんです」
「印刷費とか会運営費に充てられてるはずです」

──だが、使途は公開されないし、領収書も出ない。

つまり“気持ち”と言いつつも、その中身は完全にブラックボックスだからな。

これが続いてる理由？ 吾輩はこう考える。

「やらなきゃチケット取れない」という構造がある
「昔からある文化」だからと疑問視されない
　運営側も黙認、黙殺

──こうして“誰もツッコまない不透明なシステム”が、今も続いてる。

🔍 過去には脱税事件も

2019年には、元トップスターの母親がファンクラブ収入を申告せず脱税で告発された事例もある。
その額──1億2000万円の未申告、4900万円の所得税。

…つまり「ファン会収入」は課税対象。
だが、今も多くのファン会では、収入・会計が不透明なまま。

吾輩は思う。
“愛”とか“応援”って言葉に甘えて、なんか大事なとこ、見落としてねぇか？

 チケットの裏側にある“矛盾”

・定価で買えないのに、ファン会なら簡単に入手できる
・お金を積んだ人が、より良い席を得られる
・でもそれは「制度」じゃなく「慣習」でしかない

──これ、実質的には“金と席のバーター”に近い構図だよな。

「推しを応援したい」って気持ちは尊い。でも、その気持ちを盾にした“不透明な習慣”は、見直されるべきじゃないか？

 吾輩が問いたいこと

💡 文化は守られるべき。でも、それは“透明性”があってこそじゃないのか？
💡 応援と取引の境界線が曖昧なままで、いいのか？
💡「スターシステム」に依存して、未来のファン層は広がるのか？

宝塚が好きな人たちが“誰にも気を遣わず、正規ルートで観劇できる”未来があってほしいと思うな。

この世界には、
「昔からそうだから」という理由で、ずっと変わらない“闇”がある。

それを、「それって、おかしくないか？」と一歩踏み込んで見る勇気。 それが、文化を守る新しい形だと思う今日この頃！！！

X（Twitter）　@koimunaa　閲覧自由、いいね♡フォロー大歓迎♡