恋の胸騒ぎ

真実とは何か──竹内文書が問いかける「信じる力」

「竹内文書（たけのうちもんじょ）」──それは“神話”とも“偽書”とも呼ばれる、不思議な歴史文書なんだけど皆様はいかがお過ごしですか？

その文書にはモーセもキリストも釈迦も、かつて日本に来ていた。神代文字が世界の起源だった。そして、日本は地球の中心であり、かつて世界を統べていた──

そんな話が書いてあるけど、信じるか？
吾輩は信じるとか信じないとか、そういう次元じゃないと思うんだよな。

吾輩の持論は

「出来事に関わった人の数だけ“真実”は生まれる。でも、“事実”はいつも、第三者から見て一つだ」

歴史ってのは常に「勝者の記録」。
じゃあ「真実」ってのは、誰のために残されてるんだろう？

竹内文書のような話を“でたらめ”として切り捨てるのは簡単だな。でも、“誰かが信じてる”ということは、それだけで価値がある。

「本能寺の変で信長は死んでない」
「イエス・キリストは日本で余生を送った」

そんな話が笑われながらも語り継がれているのは、“証拠”じゃなく、“希望”や“物語”が人を動かすからだ。

竹内文書が教えてくれるのは──

 歴史の正しさではない。 信じることの力だ

この世界は「事実」でできているけれど、汝たちが人生を動かすのは「真実」だ。
それは、誰かに証明してもらうものじゃなく、汝自身が“信じたいと思えるもの”だろ。

「お前は、何を信じて生きる？」

そんな問いを、昭和初期に現れた竹内巨麿の言葉を借りて、
吾輩はいつも自分自身にに投げかけている。

真実は、一人ひとりの中にある。頭ごなしに否定せず、「信じる」という力を忘れずにいたいよな。 信じる力が、いつか汝自身の現実になると──思う今日この頃！！！
 

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