恋の胸騒ぎ
店長ブログ
2026/5/21 19:15
☆35歳で死んだ天才モーツァルト『レクイエム』と未解決の最期

我輩の必殺、海外ニュース記事の読み漁りシリーズ。
「毒殺か、感染症か」モーツァルト急死の謎に現代医学が挑む――そんな記事を目にしたので読んでみたんだけど皆様はいかがお過ごしですか?
我輩はこう見えて音楽がかなり大好きだな。
一番はジャズだが、クラシックもそこそこ聴く。
当然、モーツァルトも好きだ。
この男の何が凄いって、35歳でこの世を去っているという事実である。
35だぞ?
その年齢で、700曲以上(未完含む)を書き、交響曲、オペラ、室内楽、宗教曲…全部で歴史を塗り替えている。
そして『レクイエム』。
これは凄まじいな。
聴いたことのない汝たちは一度はちゃんと聴け。
歌詞はカトリック典礼文だが、その旋律のドラマ性、緊張感、祈りと恐怖の交錯である。
若いころに初めて聴いた時、我輩は本気で思った。
「こいつ宇宙人じゃないか?」
と。
そんなモーツァルトの死。
高熱、全身の浮腫、急激な衰弱。
毒殺説、溶連菌感染からの腎不全説、免疫疾患説、瀉血による医療悪化説…。
現代医学は感染症起点説を最有力としているらしい。
だが。
我輩が一番ゾクッとするのは、
死因そのものよりも“レクイエム誕生の裏側”だな。
まるで映画だ。
1791年7月。
体調を崩していたモーツァルトのもとに、灰色の服を着た見知らぬ男が現れる。
正体は明かさない。
だが多額の報酬を提示し、「死者のためのミサ曲」を依頼する。
匿名。
不気味。
この時点で物語として完成している。
経済的に困窮していたモーツァルトは引き受ける。
だが体調は悪化していく。
そして彼は思い始める。
「私は自分の葬送曲を書いているのではないか?」
あの世からの使者なのではないか、と。
恐怖と祈りが混ざった感情で、五線譜に音を落としていく。
そして――
死の直前。
病床で弟子たちを集め、自ら歌わせ、指示を出しながら作曲を続ける。
第7曲『ラクリモサ』。
“涙の日”。
あの有名な旋律。
すすり泣くように上昇する合唱。
だが彼が書いたのは、たった8小節。9小節目は白紙。
そこで力尽きる。
未完。
あまりにも象徴的すぎるよな。
さらに皮肉なのは依頼主の正体だな。
黒衣の使者の正体は、
フランツ・フォン・ヴァルゼック伯爵の使いで、この貴族は、亡き妻の追悼曲を「自分が作曲した」と発表するため、匿名でゴーストライターを雇ったってことだな。
狡いな。
だが物語はまだ終わらない。
未完のままでは報酬がもらえないわけだ。依頼主は狡いからな。
焦ったモーツアルトの妻コンスタンツェは、弟子ジュースマイヤーらに補作を依頼する。
師のスケッチ、口頭の指示、断片的なメモ。
それを繋ぎ、現在、我々が聴く『レクイエム』が完成する。
どこまでが天才の純度100%で、どこからが弟子の補完か?
それすら曖昧だよな。
だが不思議と、未完であることが、この曲の神性を強めていると思う。
死因が断定できないことと同じ。
モーツァルトの最期は、彼の音楽そのもののようだよな。
明るさの中に影がある。
軽やかさの裏に深淵がある。
毒殺か?感染症か?
答えは出ない。
でも一つ確かなことは。
35歳の人間が、あの『ラクリモサ』を書いたという事実。
それだけで十分、異常だ。
我輩は改めて思う。あれはただの人間ではない。たぶん、人外か宇宙人だな。
天才か?
偶然か?
レクイエムを流しながら考えてみるといいと思う今日この頃!!!
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