恋の胸騒ぎ
店長ブログ
2026/6/12 12:38
☆『国宝』は歌舞伎映画ではない─人生を捧げた人間の狂気を見た

『国宝』は努力ではなく鍛錬の映画だったな。
我輩が今年見たい映画の一つだった『国宝』をプライムで視聴した。
内容は書かないけど結論から言う。
汝たちは一度観た方がいい。
あれは歌舞伎映画ではない。
ましてや芸能映画でもない。
我輩が見たのは、人生を何か一つに捧げた人間の狂気。そのものであると思うけど皆様はいかがお過ごしですか?
才能とは何か?
努力とは何か?
鍛錬とは何か?
そしてその先に何があるのか?
そんな問いを突き付けてくる作品だったな。
世の中には努力という言葉が溢れているよな。
ダイエットを三日続けても努力。
資格の勉強を一週間やっても努力。
もちろんそれも努力だろうけど。
だが『国宝』で描かれていたものは、その言葉では少し足りないな。
あれは鍛錬だ。
執念だ。
人生そのものを削りながら続ける修羅の道だな。
好きだからやる。
楽しいから続ける。
そんな可愛い話ではない。
逃げたくても逃げられない。
辞めたくても辞められない。
ただひたすら積み上げる。
その姿を見ていて、我輩は宮本武蔵の言葉を思い出した。
「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」
約三年続けてようやく鍛。
約三十年続けてようやく練。
武蔵は五輪の書でそう言ってたな。現代人が聞いたら発狂するレベルの話である。
胡散臭いSNS広告を見れば、
最短最速。
半年で成功。
三ヶ月で人生逆転。
そんな言葉が並んでいる。
だが本当に凄い人間というのは違う。
十年。
二十年。
三十年。
結果が出ようが出まいが続けている。
だから強い。
だから深い。
だから人を感動させる。
我輩は昔から努力や泥臭い行動が好きである。汗を流す人間が好きだ。
格闘家もそう。
職人もそう。
経営者もそう。
結局最後に強いのは、才能がある人間ではなく、鍛錬を続けた人間だと思っている。
『国宝』にはそれが描かれていた。
だから我輩は心を打たれた。
歌舞伎に興味があるかどうかは関係ない。
吉沢亮や横浜流星が好きか嫌いかも関係ない。
芸術に詳しいかどうかも関係ない。
何かを極めたいと思ったことがある人間なら心に入ってくる。
そして映画を見終わったあと、改めて思った。
世の中、簡単に結果が付いてくる話なんてほとんどない。
積み重ねた時間だけが人を強くする。そう、恋の胸騒ぎ以外では。あそこだけは割と最短で幸せが手に入る気がすると思う今日この頃!!!
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